第7回 信用取引の落とし穴

2019年4月20日

「権利確定日を超える売建玉を保有している場合、配当金が確定した後、配当金相当を支払っていただく。」

全く寝耳に水とはこの事か、信用取引についてはサラっと読んだ記憶はあるんだ。この事についてどれほどわかっていたか、実のところそれを見たときサァっと汗が出たねぇ~~。結論からいうと49,290円の配当金を支払うはめになってしまった。

内訳は
トヨタ自動車       03/12/17より04/7/2

       500株、   500株、  200株、  200株
それぞれ11,625円、11,625円、4,650円、4,650円
         小計 32,550円

トランス・コスモス      04/3/2より04/3/7

       100株    300株    200株
それぞれ 2,790円、 8,370円、  5,580円
         小計 16,740円
          計 49,290円、

信用取引って、まだわかってない部分が、たくさんある。よくわかって、やってるわけじゃないから、損することは沢山あると思う。私の場合、先ずやってみようってことで、やっている。考えるのは、後。普通なら、もう、とっくに手持ち資金を、使い果たしてるはずって、たいがいの人から、言われてる。反論の仕様も無い事では、あるが。

決算配当日や、中間配当日の前日位に買い付けて、配当日の後日に売る、配当狙いの売買を考えた事がある。決算日、配当日って、9月・3月が多いが、結構、そうじゃないとこもある。そういうところを、渡り歩くっていうか、でも、前日に安く買え、後日高く売れる、そういうのって、かなり難しい。出来なくは無いだろうけど。

出来高の多い東証1部の各銘柄の配当日を、リストアップして、過去の配当日のチャートを見て、前日がよく下がってる日を、特定する。おおまかのところを、特定するのだ。当日は前後とか状況をみて、判断する。配当確定日後の、売りは当然上がっていなくてはいけない、そこも判断かな。その株の銘柄が、収益も上がって、負債も無くいい状態なら上がると思う。次の月の決算か、中間配当確定日のある銘柄を購入する日までに、売る。安く買い、高く売る、配当も受け取れる。差益も取れる。

配当は、企業の業績の如何だから、良い業績の企業の株を、買えばよい。安く買い、高く売るは、株価に一定のリズムがある株を、選ぶ必要がある。チャートを見れば、確かに、そういった波動を刻んでいる株が、ある。ある日を、境に下がり続ける株、または上がり続ける株、さまざまだ。そういった株を、絞り込むのは、結構、大変だ。なにを基準にすべきか、そこも、自分の判断かもしれない。確実なことって、果たしてあるだろうか。思い悩んでるうちに、注文締め切り時刻が来てしまうことって、よくある。

自分が納得出来る資料を揃える事って、大切だろうけど、思うようにならない事もある。たいていの場合見切り発車だけど、得てして失敗するのがオチさ。

此処に来て漸く、じっくり考えて、株投資というものを考えたいなぁって。いささか遅すぎの、観有りだね。が、最も配当重視ということは、当初から思っていたけどぉ~~。手持ちが少なければ、考えるしかないけどね。

決まった日に、それなりの配当があるっていうのは、かなり嬉しいものだ。年金みたいで、まとまった金額なら、本当にこれが、株で暮らすだね。

2004.10.07
◆いしながんど