第15回 東栄住宅顛末

2019年4月22日

配当取りの取引で権利落ちの日は前日に比べてかなり値が下がる。配当落ち安って事です。翌営業日は大抵値を戻すんですね。権利落ちの寄り付きで買って翌営業日か翌々営業日に売りつける。安く買って高く売れる。まっ、例外もあるけど、配当落ち高ってことです。権利付き最終日前に10日前とか、半月前とか1ヶ月前とか2ヶ月とか変化が有ると思うんですよね、その辺で下げてるならチョイト上がったとこを買う。

今さらながら気づく事ではあるが、私はかなりあがり性なのである。又、迷い性でもある、以前、証券会社で対面販売の時営業員の方と色々話をする訳だが、普通に話せるのだけど、どこか上がってるですね、テンションが上がるっていうか早く話を終わりたいのに、止めどもなく話してしまう、ついよけいな話をしてしまって、まっ、後で後悔したりクヨクヨしたりタラタラしたり自分で面白がってるんだけど、まっ、そんな自分を私は発見するのである。

ザラ場で株を買う時その癖が出るんだよね、値動きを見ていると迷いが出る。遂、時期を逸していまう。つまらない所で買ったり売ったり、思っているのと全く関係ないことを注文してしまったり、まっ、性格だけど。

要するに、見なければいいのである。寄り付けで前もって注文を出しておく。後は見ない、なかなか出来ない事なんだけど、多分どうなるか予想は出来るんだが、遂見てしまうと又良からぬ考えが出てしまうんだよなぁ、どうもいつもここで、失敗してしまう。

今、東栄住宅をやっているが1/5、2,840円で200株を高値掴みをしてしまった。しばらく下げ続けて1/17だったか2本目の陽線が出た時、寄り付きで2,715円で300株買った。3本目の陽線の翌日1/19に2,785円で500株売ってしまった。この日は早朝から注文を出していたのだが迷って2回も訂正した挙句寸前になって売り注文という訳で寄り付きにならなかった。なっていたらもう少し利益があったと思う。寄り付き値は2,810円。

1/20寄り付きで2,760円で500株買い付け注文出す、後場指値で2,710円で500株買い付ける。

2,840円は高値掴みだったのは痛かったね、もっとよくチャートを見るべきだったね。下げ続けて陽線1本出た時が買いシグナルだったね。権利付き日が迫っていたのだから、探ってもよかったはずだ。結果的には1/19に500株手仕舞い売りは賢明だったかもしれない。1/20の買いの結果でだが。しかし陽線1本が出た翌日の買いはやはり必要な買いだと思う。それがあれば1/20の下げも抵抗できたと思う。気分的に楽だったと思う。1/21寄り付き値が2,710円と此処で買えば・・1/19に陰線1本目1/20に陰線2本目1/21に陽線1本目、まっ、しかし・・。過ぎた事は、ええわい。

1/21、2,725円で100株、2,735円で400株信用買いした。これもとっさだったね、寄り付きが2,710円だったし、急いだ急いだ、1,000株買えばよかったなぁ・・・まっ、我ながら小心者であります。

1/25権利つき最終日、前日1/24に陰線1本目が出た。始値終値の差が-5円だったが、これは下がると見て手仕舞い注文をする事にした。寄り付き値2,780円で信用500株返済売り、現物1,000株売り付け両方で50,000円程の利益になった。かなり大騒ぎしたわりには・・終値は2,740円だった。

泰山鳴動してネズミ一匹って事か・・。なんか気が失せたね。

いしな がんどでござんした。

2005.02.01
◆いしながんど