[11]憐れなる試験
05年12月現在で高校卒業後の進路が無事決定した成瀬です。
医療事務系統の資格が取れる専門学校、2年制です。自宅から電車で1時間、のち徒歩10分程度。学費は多少高いものの、親の希望通り「自宅から通える学校」を無事射止めました。
願書出せば大体オッケーという専門学校が多い中、私の場合は違って入学試験がありました。内容は作文と面接。
作文はこのようにメールマガジンを発行させていただいているためか文章を書くことは苦ではありません。むしろ楽しく活動しています。入試の作文はどうにかなりました。
問題は面接。進学先の学校に送られる個人調査書は欠席日数が多くて滅茶苦茶。高校側の配慮で少し欠席日数を減らしてはくれていますが他人から見て多いことには変わりありません。
部活を2回やめたことも削除されていました。部活の話はまた別の機会に・・・そりゃ、そうでしょう。高校サイドとしては少しでも進学率上げたいですもんね。
なおかつ、私は口下手で、言いたいことを上手く伝えられません。面接なんて・・・と、相当鬱だったのが入試間近の時期です。高校の定期考査後翌日が入試でしたし。
言いたいことがうまくまとめられず、練習は散々でした。「成瀬さん、これじゃダメだよ」と言われたこと数知れず。ですが、以前お話したように元担任の先生にご協力いただき大体どうにかなりました。
本番では学力で難色を示され、欠席日数の多さに難色を示されました。医療事務でも医療なので理数系を重視されます。私の理数系の成績は・・・アヒルさんがピヨピヨ・・・つまり2です(涙)
そして「どうして成瀬さんは欠席が多いのですか?」と聞かれて大ピンチ!たじたじになりながらも「高校という場に馴染めませんでした」と素直に答えてしまいました。
面接官は「高校のことは忘れてこの学校に合格した際は、新たなスタートを切ってください」と「この子は可愛そうだ」という雰囲気でおっしゃってくださいました。
でも専門学校ではちゃんと馴染めるように努力をしたいと思っています。
大変なのはこれからです。新たな場での人間関係を築き、資格取得に追われ、就職もすぐそこに・・・そもそも私はちゃんと社会人になれるのでしょうか。社会に適合しないと思いますが。
そんな悩みは入学後に悩むとします。
最後までお読みくださりありがとうございました。次回もお楽しみに。
2006.01.30