[03]保健室のプロ

2018年8月6日

今回は学校の保健室について少々ご紹介しようと思います。保健室は学校の1階にひっそり佇んでいます。生徒600数人弱に対して、ベッドの数が3、それにソファが1台。ただの普通の保健室です。若干ベッドの数が少ないと思うのは私だけでしょうか?

保健室の番人を務めるのはK先生。彼女を少しご紹介しましょう。K先生は女性で昨年結婚した新婚のオバさ・・・じゃなくてお姉さんです。サバサバしていて今流行の姉御タイプ、物事をストレートに切ります。K先生の評価は人それぞれのようです。私のように肯定派の人間が居れば、「冷たくて嫌い」と言う人間も居るのです。

私はK先生好きです。ちょっと物事をストレートに言いすぎという部分を除いては。親身に話を聞いてくださいます。K先生には心を開けます。アームカットの癖もカミングアウト済みです。この癖を学校内で直接的に話したのはK先生のみです。

1年生の夏休み明けの頃から通い始め、約2年が過ぎました。凄い時には1日3時間は保健室で過ごしたり、週5日毎日通ったり、トータルで保健室に足を運んだ回数は他の人たちには負ける気がしません。3桁は軽く越すでしょう。1年生の頃からしっかりカウントしていれば良かったです(笑)

先日K先生より「保健室のプロ」という称号をいただきました。そんな私の保健室の過ごし方をご紹介します。

私は保健室に行ったら何をするのかと言うと大抵は寝ます。先生も暗黙の了解と言った感じです。すぐ「寝れば?」と薦めてくれます。最近はソファで寝るのが好きです。フワフワしていて心地いいです。ベッドの枕は低反発枕です。ちょっと気持ちいい寝心地です。他にも天井を見ると病院みたいな雰囲気をかもし出します。仕切っているカーテンを支える棒がたくさんあって、いかにも病室です。その空間が学校の中で一番好きです。

ベッド・ソファが空いてなかったら延々と先生とお話をします。病院のこと、最近興味を持った(!)お薬のこと、クラスのことなど。病院の診断結果も包み隠さず報告します。お薬に関しても全て報告しています。これが処方された、あれが処方されたなどなど。K先生はデパスしか知らないのでメモを取っているようです。

K先生は「睡眠剤処方されている生徒何人居るんだろう」とぼやいておられました。結果としては私が通う学校、精神的に弱い子が多いと言うことですね。すごい学校に入学したのだと今さらながらに思います。卒業まであと少し、もう後戻りは出来ません・・・

最後までお読みくださり有難う御座いました。次回をお楽しみに。

2005.11.05

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