[12]部活選びは慎重に(1)
中学生の頃、高校では部活をしないと思っていました。
中学では吹奏楽部に所属し、休み返上で練習していたこともあり高校では少し楽をしたいと考えていたためです。
ですが、母親には「次の学校のために部活だけはしておいた方がいい」こう何度も言われていたので何かしら部活には所属しなきゃとどの部活がいいか探していました。
「茶道部、週2回活動」この文字に惹かれて最初は茶道部に入部してしまいました。週2回だし、楽ができる・・・こう思ったからでしょう。しかし、内容はキチンとしたものばかり。これを考えていませんでした。正座、お茶をいただく作法etc・・・基礎的なことが出来ず、性に合わない!週2回でも耐えられない!と思ったのであっさり退部。
次に入ったのが吹奏楽部。知り合いの先輩に吹奏楽部のことをリサーチしました。バイトと掛け持ち可、結構ゆるくやっているなど。だから大会ではいい結果出せないんだな・・・と思いつつ入部。
入部時期がズレていたので好みの楽器はありませんでした。中学では金管楽器をしていたのですが、高校では木管楽器。全く持って別物です。その楽器は特殊で指導してくれる先輩もいなく、独学で楽器を吹けるようにしなくてはなりませんでした。
それも大変と思ったのですが、一番大変だったのは「いじめ」中学時代に仲の悪かったTが途中入部してきた私のことを気に入らなかったらしく、2学年上の先輩にあることないこと私の悪口を言いふらし、私が部活にいられない雰囲気を作り出したのです。おかげさまで、同学年の人にも嫌われていましたし。
結局居づらくなり、ついでに嫌々だったので楽器も上達せず。校歌がやっと演奏できたくらい。
部活Tシャツ、演奏会用の服を買う前にとっとと辞めてやりました。私が辞めたあと、同じパートで1学年上の先輩は謝ってくれました。「守ってあげれなくてごめんね」と。その言葉を聞くと胸が痛みます。勝手に辞めたのは私なのに。
その後、私を散々いじめたTは部長にまでのし上がりました。ちょっと悔しいです。ついでに3年生ではクラスが一緒で、席も隣ということがありました。最低最悪。楽しそうに生活しているTを見ると憎いです。ま、仕返しするという無駄な能力は使いませんが。そんなことするなら別なことに能力を使います。
吹奏楽部で散々な目に遭って、私の人間不信の基礎を築き上げてくれました。それから私はどうしたかと言うと・・・それは次回にお話します。
最後まで読んでくださりありがとうございました。次回もお楽しみに。
2006.02.01