[27]たぶん執着していた

2018年8月4日

約二ヶ月、ずっと、生活面の事で悩んでいました。
夏休み直前に、微妙なストレスから日常生活に支障が出てしまって、いつの間にか廃れてしまっていました。
猛暑でも部屋でクーラーを点けていれば、とても涼しくて、じりじりとした暑さのも耐えることが出来て、ちょっとだけでも頭を冷やそうと思いました。
今までは、ずっとカウンセラーになって、誰かの役に立つ仕事がしたいと思っていました。
それでも、勉強をしていくうちに、段々と深く色々な事を習っているうちに、なんでこの道を選んだんだろう?と思いました。
『正直、私には絶対無理』と思った瞬間、母に電話をしていました。
一言、大学辞めると伝えました。
いつもなら攻めに入る母は、案外、いいよ、って・・・今までに無い一言で私が大学を辞めるのを許してくれました。
執着していたんです。
カウンセラーという仕事に、もの凄く執着していました。
だけど、辞めると決めた瞬間に吹っ切れてしまって、悩んでいた自分が馬鹿らしくなって、その日のうちに実家に戻りました。
実家はめちゃくちゃ田舎で、ネットが繋げられない状態でした。
いつもは毎日のようにネット世界にドップリ漬かっている私にとっては、ゆっくりと自分と向き合うには丁度良い環境だったと思いました。
久しぶりに読書して、カラオケとか買い物とか楽しんで、将来のことも、ちゃんと考えている二ヶ月の間に、『やっぱり執着しちゃいけない』と気がつきました。
9月いっぱいでとりあえず大学生という肩書きは無くなってしまいますけど、また、来年の4月には後悔しないように、勉強し直して、もう一度違う進路の大学を受けてみます。
それから、心療内科は地元には無いので、新しいメンタルクリニックに通院する事になりました。
今は、一応落ち着いていて大丈夫な感じですけど、たぶん波はどんどん迫ってきている感じです。
新しい薬にもチャレンジして、早く病気治したいです。
桐谷梨紗

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