[02]傷だらけ人間の誕生
アームカットは今年の夏休みに復活しました。以前も似たようなことをしばしば繰り返していました。2年前、高校生になりたてのワタシは中学と高校のギャップに苦しみカッターで腕を切りつけて出来た傷にうっとりしておりました・・・
今年は道具を変えてみました。ついに剃刀を出会いました。2年前は恐怖もありカッターでちょっと切るだけでしたが、剃刀は何かが違いました。まずは切れ味。ちょっと切っただけでも血がたくさん出ます。ちょっと感動です。力を入れると傷はえぐれました。放っておけば血も垂れるほど出ます。まだ恐怖があるんでしょうね、血管はまだ切ったことはありません。
次に傷のステキさ。ワタシは傷を見て落ち着くタイプなので腕にジャンキーな傷があるととても喜びます。カッターでは出来ない傷が簡単に作れるので好きです。たくさん切ってたくさんの傷を作り、携帯のカメラに収めています。ただのヘンタイでしょうか・・・?(笑)
切るときは専ら夜です。親に見つかったらマズイので深夜にひっそりと切っています。その日にあった嫌なことを思い出しながら。血はダラダラ垂れてティッシュは4,5枚赤黒く染まります。そんなことを毎日繰り返して二の腕は真っ赤です。ノースリーブなんて着れたもんじゃありません。体育で着替えるときも気を使いますね。最近は堂々と見せちゃってますが。
あと、学校でも切っています。昼休み、1階のトイレで。3年生の教室は2階で、1階は人があまり来ないのです。球技大会のときにも切ってしまってTシャツに血がついたまま試合に臨んだり、英語の授業中にも先生の目の前で堂々と指を切ってしまったりしました。先生は・・・気づいていると思います。でも先生の態度が悪いので仕方ないんです。
血と傷、これがあれば多少は落ち着きます。
学校には剃刀を必ず持って行きます。スペアの剃刀も自宅の机の中でひっそり眠っています。出番を待つかのように・・・・・
あと少し、剃刀にはお世話になるようです。次回は、学校の保健室についてお話したいと思います。今回はこの辺で。
2005.10.22