[16]バイト選びも慎重に(1)
冬高校3年間でいろいろなアルバイトをしてきました。
まずは郵便局で年賀ハガキの仕分け。
接客がなく、黙々と作業しているので楽でした。
時折ジュースをいただいたり、休憩室にはミカンがあったり。
それなりにいい勤務先です。
主治医曰く「この仕事は、精神的に弱い子が社会に出て自立のためにできる唯一の仕事」だそうです。
その次はコンビニで。
まだ社会の仕組みをわかっていない私にとってちょっと辛かったです。
接客が大変で、客に怒られたり、客に領収書の書き方を習ったり(最悪のパターン)
副店主とシフトの関係でモメたり。
私が無知だったので仕方ないでしょう。
今思えばいい社会勉強ですね。
夏には短期でバイトもしました。
観光客相手に仕事は大変でしたが、やりがいはありました。
店の人は厳しくとも、いい人でした。
いい意味で厳しかったんです。ここまでいろいろ教えてくれるなんて。
勉強する点がいっぱいありました。
そこの店のオーナー(親しみを込めて母さんと呼んでいます)には「成瀬さんはどこのバイト先でもやっていけるわよ」
と太鼓判を押され、無事に短期間ではありましたがやり遂げました。
この言葉は胸にずっと刻んでおいています。
それから私は暇を持て余し、尚且つ、お金が欲しかったのでバイトを探していました。
そんな時、先輩のすすめで、もっとも最悪なバイト先に出会うのでした。
って先輩は恨んでないですけど。今でもいいお友達です。
そのバイト先の話は次回にお話します。
最後までお読みくださりありがとうございました。次回もお楽しみに。
2006.03.02