[29]大人の神経科
5月になりまして、私は小児神経科から卒業しました。もう今年で19歳だし、そろそろ一般の神経科に通ってもいいよという先生の判断です。
紹介状を書いていただきました。書くために必要なカルテやら資料の無防備状態!見えちゃいました。病名が私は鬱病・・・と。そして、母親の前で「リストカット癖あり」と書いた紙が丸見えでした。もう・・・間接的にバレているかと思います。最近は血を見たいがために、手首に軽く切り目を入れてますしね。
次の通う神経科は、学校の近くにあるビルの3階。噂に聞くとおり、待合室は落ち着いた雰囲気でした。オルゴールの音楽が流れ、先生も白衣を着ていません。むしろ、先生、タバコ臭い・・・
まだ3回しか通っていないので、詳しいレポートは後々に。最初はテストをしました。あの・・・絵を見て答える・・・名前がわかりませんが。
この結果で今後の治療方針が決まるようです。
お薬も変更しています。合うお薬模索中です。ロヒプノールが効かなくて面白いことになっていると伝えたらマイスリー、レンドルミンが登場。ロヒプノールは早朝覚醒が起きるので嫌ですぅ。
薬を取りに、薬局行ったら 「マイスリーは初歩的なものですから、大丈夫ですよ」 と薬剤師さんに優しく声をかけられました。
「大丈夫」・・・こういう言葉が欲しかったのかもしれない。相変わらず家族の「鬱」というものに対する理解がありません。
理解者が増えて欲しいと思う今日この頃です。
最後までお読みくださりありがとうございました。
次回もお楽しみに。
成瀬黎奈