[34]親友の死で学んだこと。

2018年8月5日

去年の12月22日に私の唯一の親友が亡くなりました。私は悲しみに暮れて毎日毎日泣いていました。それは、周りも同じでした。彼女の家族、お友達……みんなが悲しみました。
私は悲しみに暮れている中、「死」というものがどれだけ重いものかを学びました。人が一人死ぬだけでたくさんの人が悲しむ。その場しのぎとか嘘とかではなく、心から悲しんで涙を流して……。
私は2、3度自殺未遂をしました。それでもし死んでいたら、親友のようなとても悲しいお葬式になり、家族も悲しみに暮れるのだろうと思いました。私は自殺で死んだらきっと、いや、絶対後悔します。家族やお友達の悲しんでいる姿を見たら、「死ななきゃよかった」と絶対思うと思います。
私は親友が死んでからというもの、孤独な毎日を過ごしていました。写真の中の彼女に問いかける日々…そして涙を流す毎日…。それだけ彼女の存在が大きかったのです。彼女を愛していたのです。でも、私を心配してくれるお友達がいました。自殺を食い止めてくれるお友達がたくさんいました。私はそれに感動して、嬉しくて、そして自殺しようとする自分を情けなく思いました。
命はものすごくものすごく重たいもの。たったひとつの命。自ら命を絶ってはいけないんだ。まだまだ先はあるんだ、生き抜いてみせよう。頑張って頑張ってこれからを生きていこう。そして何十年後かに親友に再会し、私の人生を語ってやろう。
つらくてもしんどくても、「死」を選ばない。とにかく生きるんだ!
燕 弥子

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