第48回■■赤字に終わった2001年

2019年5月23日

2001年。私の株取引結果は赤字に終わった。

最初は1万2千円くらい黒字になるな、と見積もっていたのだが、この原稿を書くためにきちんと計算してみたら、利益から売買手数料を差し引くのを忘れていたことに気づいた。カードの買い物の支払いが忘れた頃にやってきた、という気分である。結局は25,632円の赤字で幕を閉じた。

2001年の売買履歴は以下のとおり。
(売買はいずれも千株)

銘柄  買値 売値 実現損益
日産   669   625 -44,000
日産   669  636 -33,000
日航   498  520  22,000
大林組 460 482 20,179
新日鐵 192  193 1,000
新日鐵 210  212 2,000
新日鐵 207  212 5,000
全日空 452    保有中
大林組 500  520 17,195
日航   280   304 21,794

前半の取引数件は東洋証券とコスモ証券でやっていて、何度売買しても手数料は月ぎめ定額という制度で売買していたので、毎月引かれる手数料を計算し忘れていた。最近は再び日興ビーンズを利用し、一回の約定ごとに手数料を払っている。

このほかにまだ30万近い含み損を抱えていることも忘れてはいけないのだが・・・せめて松の内が明けるまではめでたい気分でいるために、できるだけ忘れたふりをしようと思う。

一つだけいいことは、2001年が利益ゼロだったので、今年は確定申告しなくていいから気楽だな、ということである(かなり負け惜しみ)。私はいつも申告分離で取引しているため、税金はまとめて確定申告する必要がある。給与所得者は利益が20万円までなら申告する義務がないのだが、私は2000年分の取引利益が20万円を超えていた(そんな時代もあったのだ)ため、去年は3月の提出期限ぎりぎりまでかかって、無理やり税金の申告書類を仕上げたのだった。せっかく提出のイロハもわかったのに今年はその知識が生かせないわけである。とても残念だ。

しかし、株取引を始めたばかりの2000年は税金を差し引いても30万程度の利益があったにもかかわらず、2001年が2万5千円もの赤字とは、二年目のジンクスそのままである。どうして?そして、どうすれば2000年の栄光をもう一度取り戻せるのか・・・2001年の反省と、今年の方針を次号で考えてみたい。

■■口座状況■■
◎保有株
(銘柄・保有株数・平均取得単価・直近の終値)
全日空・2000株・452円・304円

◎余剰資金
664,292円

◎一週間の損益
なし

2002.01.03
◆CANE