第95回■■2月の総括

2019年10月18日

「川重を寄付きで3000株買って、1円上がったら売る。希望の値段で売れかったらその日の大引けで売り払う」という自称「1円ルール」を2月に始めてから1ヶ月が終わった。

始めてからいきなりの3連勝で夢心地だったのもつかの間、そんな日々がウソだったかのような悪夢続きの下旬。あまりにも負け続いたショックで最終週は何もしなかった。

というわけで全ての営業日にルールどおりの取引ができたわけではない。また、その日のうちに売るというのを翌日に持ち越したことも2回ほどあったので、2月は13戦、つまり「買って売る」を13回。ちなみに今調べたら、私が2002年の1年間に行った売買回数もぴったり13回であった。去年の1年分を1ヶ月でこなしてしまったわけで、私にしてみれば証券会社から功労賞でもいただきたいくらいの数字である。

戦果は5勝6敗2引き分け。もちろん赤字だ。赤字の内訳は、確定損18,000円+経費(手数料と消費税)38,325円=計56,325円。街を歩けばウィンドウはすっかり水色やらピンクやらの春模様、ここらで新しい春物のスーツでも・・・と心が揺れるが、1ヶ月で貴重な資産を56,325円減らしてしまったことを重く受け止めじっと我慢。まだまだ肌寒い日も続くし、と自分をなだめ、せめてセーターの毛玉を取ってみた。

川重の株価と自分の取引の結果を照らし合わせてみると、株価が前日比でプラスになっていれば私もプラス、マイナスのときは私もマイナスと、綺麗に足並みが揃っていた。前日比プラスになるかマイナスなるかさえ、前の晩にわかれば!

1ヶ月やってみたこの「1円ルール」、方向性としては悪くはないはずなのにどうも「何か違う」感がついて回る。たとえて言うなら、1円安いガソリンを入れるため、50km離れたガソリンスタンドへものすごく燃費の悪い車を走らせて、思い切り渋滞にまきこまれている・・・というような感じ。

今までは、「約定+1円で売れなかったらその日の大引けで売り払う」ことにしていたが、「必ず1円上がってからでないと売らない」ことにしたらどうだろう・・・。絶対利益を得てからでないと売らないことにするのだ。そのために翌日、翌々日へ持ち越すことがあっても仕方ない。あまりに下がり方がひどければ損切りも考えないといけないが。

というわけで、3月は「1円ルール3月版」を試してみることにしたい。

■■口座状況■■
◎保有株
(銘柄コード・銘柄・保有株数・平均取得単価・直近の終値)
9202全日空・3000株・406円・219円

◎今週の損益
△11,250円

◎余剰資金
791,056円

2003.03.10
◆CANE