第119回■■買値天井?

2019年11月26日

株をやっている割には、株関係語彙の貧弱な私だが、一つ新しい言葉を覚えた。それは「寄り付き天井」。寄付いた値段がその日のピークになるという意味。なるほど。9時に取引が始まった時、株価が上がっていたとする。それが「寄り付き天井」かどうかが見抜けないと悲惨な目に遭う、ということだ。これから上がると見込んで買ったはいいが、実は「寄り付き天井」だった、なんてことになると最悪。

最近の私は、「寄り付き天井」ではなく「買値天井」とでも言いたいような状況である。証券会社を替えたおかげで手数料も安くなった。ガンガン売買しようとやる気だけは満々。いつもどおり川重の買い注文を入れた。2日に分けて、143円で3000株と141円で2000株、計5000株を買った。しかしどうやらその値段が天井だったようだ。直近の株価なんて123円まで下がった。結構泣けてくる。今年も残り1ヶ月ちょっとしかないのに。この調子だと来年まで持ち越してしまうかもしれない。

さて、「石の上にも3年」というが、私が株を始めてから3年3ヶ月たった。バシバシ儲けるどころか、ちょろっと数千円稼いでは数週間我慢を強いられ、また数千円稼いでは沈黙を守らざるを得ない状況は前述の通り。結果だけ見たら無心でやっていた1年目が一番良かった。

しかし、なんとなく「株ってこういうものなのかな」と自分なりに見えてきたこともある。ここらで、私の株に対する考え方などをまとめてみたい、という思いがわいてきた。

今は、買ったり売ったりした「実際の私の取引の様子」を中心にこのメルマガを書いているわけだが、次号からは、これまでの経験も振り返りつつ、「株ってなんなんだ?」みたいなことを書いてみたいと思う。もちろん取引は相変わらず続けるので、奇跡の大儲けが起これば即レポートするし、間抜けなタイミングで買ってしまって塩漬けを余儀なくされる様子や、証券会社の使い心地なども随時書いていく予定。

というわけで、次号から若干スタイルを変更しますが引き続きどうぞよろしくお願いします。

■■口座状況■■
◎保有株
(銘柄コード・銘柄・保有株数・平均取得単価・直近の終値)
9202全日空・3000株・406円・278円
7012川 重・5000株・約142円・123円

◎今週の損益
なし

◎余剰資金
7,010円

2003.11.19