第106回■■「野生のカン」以外の方法を求めて

2019年10月24日

川重を106円で6000株買って以来、かれこれ2ヶ月近くになるだろうか。
とりあえず3000株だけ100円で売ろうとここ2,3週間待っているものの、高値は98円、97円、98円、99円、97円・・・といった数字ばかり。

なんで100円にならないのかね。あとたったの1円か2円なのに。
遠き高校生の頃、「もうあと1点取れれば合格ラインだったのに」などと思いながら模試の結果を眺めていたことを思い出してしまう。

もちろん、指値を100円から98円に変えれば売れるのだろうが、これまた「どうしても志望大学は変えたくない」と妙に意地を張っていた高校の頃と同じで、「どうしても100円でしか売りたくない」心境なのである。

しばらくは、ガツガツせずあまり気にしないことにした(しかしそうすると、このメルマガに書くことがなくなってくるのでちょっと困る)。
気分転換に、他の株関係のメルマガとか、本でも読んでみるか。こんな時期、儲けてる人なんかそうそういないだろうけれども、ひょっとしたら何か参考になるような秘策や奇策があるのかもしれないし。ともかく自分が今までにやっていないことを試してみたらいいのではないだろうか?

なにしろ、「自分が今までにやっていない方法」は、腐るほどあるのだ。
とにかく「野生のカン」に頼る取引方法でないもの全て。つまりチャートやらなんやらといった客観的なデータをもとにしたやり方なら何でもOK。きっとどれか一つくらいはできそうなものもあるだろう。

と考えながら、私はまた高校の頃を思い出した。成績学年一位の子の勉強方法を聞き出し、真似しようとしたのに何となく似ている。
あの時、学年一位男はこともなげに言った。「僕は朝型なので、9時に寝て3時に起きて勉強する。やることは授業の復習と予習だけ」。
私は9時に寝ることだけは完璧に真似できたものの、なぜか朝起きるのは真似できずいつもと同じ遅刻ギリギリ。当然予習どころか復習もままならない。
2,3日試して、私は「一人に最良な方法が万人に最良とは限らない」ということを学び、再びそれまでの夜更かし生活に戻ったのだった。

今回もまた、この歴史を繰り返しそうな予感がしつつも、私は「ナンヤラ分析」というタイトルのついた株本を求めて、本屋へ向かったのであった。

■■口座状況■■
◎保有株
(銘柄コード・銘柄・保有株数・平均取得単価・直近の終値)
9202全日空・3000株・406円・220円
7012川重・6000株・106円・97円

◎今週の損益
なし

◎余剰資金
180,231円

2003.06.04
◆CANE