第74回■■株と恋愛

2019年7月29日

売れた・・・新日鐵が、やっと売れた。平均取得単価195円を3000株、200円で無事売却。買ってから約2週間じっと待った甲斐がありました。

190円を割り込んだときには、ヤバイもう当分値を戻さないかも、と悲観的になったけれど、気長に待ってれば結局いつかは値を戻す(ことが多い・・・のだが、「絶対に戻す」とは言えない)。絶不調だった私のバイオリズムも一気に右上がり。こんな時は、ビールが特にうまい!

さて、売れた売れたと祝杯をあげた翌日には、更に5円値上がりしていた。これまたいつものことなので気にしない。実際、こういう仕打ちに何度もあっていると免疫ができてきて、いちいち後悔するのも面倒になる。「もう5円上がったところで売っていれば利益が倍になったのにー」と計算している暇があったら、その間に利益を求めて次の取引へGO!「失恋したからといって部屋にこもって泣いているのは愚か、次の相手を見つけるために外へ出よう」という心境と同じようなもんだろうか。

株価が下がっていくのを追いかけてナンピンするより、少しじっと待ってみると案外素直に株価が戻ってきてハッピーエンド。これまた、カレに冷たくされた時、追いかけるよりも少し距離をおいている方がうまくいく、というのに近いではないか。

思うようにならないことのほうが多い、という点で株と恋愛は似ている。ドキドキして楽しいけどちょっとしたことで傷つきそうで、やらないほうが身のためかもねと思いつつも止められないところも。

それはともかく、2週間というのは長い。2週間といえば半月である。一ヶ月の半分かと思うと、さらにその重みが身にしみる。今回は新日鐵に余剰資金約70万円の8割以上をつぎ込んでいたため、残高も10万円ちょっとしかなく、他の銘柄を買うことも難しかった。半月の間資金が動かせなかったわけである。常に動かすってほんとに難しい。

■■口座状況■■
◎保有株
(銘柄コード・銘柄・保有株数・平均取得単価・直近の終値)
9202全日空・2000株・452円・331円

◎今週の損益
10,517円

◎余剰資金
733,400円

2002.07.12
◆CANE