第71回■■反発と反落のあいだ

2019年7月25日

やばい。冷や汗の毎日である。先週7千円儲けたことで調子づき、またまた新日鐵買いを繰り返した私だったが、ただ今苦戦中。

6月12日(水)、新日鐵を2000株196円にて購入。6月14日(金)、同銘柄1000株を193円にて購入。「また5千円くらい利益が出たところで売ろう」とのんきに買い注文を出していたら、週明けからかなり雲行き怪しく、17日(月)、新日鐵は久々に190円を割った。

「下がったものはいつかは上がる」ことは一応経験則としてわかっている。なのに、なのにやはり下がると気分悪く、気分が乱される。

そんな私を翻弄するかのように、翌18日(火)は新日鐵持ち直してくれて再び190円台に乗せた。市況全体も反発し、「225平均株価は5営業日ぶりに反発。昨日まで4営業日連続で東証1部値下り銘柄数が1000を超える状況も本日は一転、値上がり銘柄数が1088と、ほぼ全面高商状」。「明日もこの調子で頼みます。もう少し上がれば売れる!!」と仏壇に手を合わせる。が、翌日19日(水)には「225平均株価は大幅反落。終値ベースでは2/26以来の10500円を割込んで取引を終えている」という始末。

現在、上下する株価になす術もなく翻弄されている非常にいやーな状態である。こういう状態にも慣れなければ、と思いつつなかなか難しい。利益を得るという甘い汁にはすぐ慣れるのに(そして甘いと感じなくなり、有難みを忘れがち)。「安くなってるなら何か買ってやろか」と思うところだが、新日鐵につぎ込んでしまって余剰資金も心もとなし。

おまけに、ちょっと前まで「ひょっとしたら買ったときの値段近くまで上がるかも」と期待させておいた全日空も気持ちよく下がっていて、含み損は気持ちよく上昇する一方である。来週はどうなるだろう・・・。

■■口座状況■■
◎保有株
(銘柄コード・銘柄・保有株数・平均取得単価・直近の終値)
9202全日空・2000株・452円・316円
5401新日鐵・3000株・195円・185円

◎今週の損益
なし

◎余剰資金
135,668円

2002.06.21
◆CANE