第58回■■サイコロジカルライン

2019年7月15日

買い注文の指し値が高すぎて一つも約定せず。しばらく続いているこの状況、何とかしようと考えた。

いわゆる「テクニカル分析」というものを、今まで私はほとんど無視してきた。参考にしてみよう試みたことは何度かある。が、数あるテクニカル分析の内容を理解し、かついつもそれらの指標に気を配るというのは、私にはとても無理で、いつも挫折しているのだ。

そんなわけでいろんな指標には距離を置いている私だが、最近興味を持っているのが「サイコロジカルライン」。すでにご存じの方も多いと思いますが、投資家の心理状態を表すもの(略して「サイコロ」)。

何日も続けて株価が上がったり、下落したりすると、投資家は「そろそろ流れが逆になるのではないか」と考える、という投資家の心理に目をつけた指標である。

サイコロジカル・ラインは、通常、直近の12日のうち株価の終値が前日より高ければ1、同じか、安い場合は0とする。12日それぞれに振り分けた数字を合計したものを12で割って出た数字で、株価が今後上がるか、下がるかを判断する(12で割らず、合計数をそのまま使う場合もある)。たとえば、過去12日間のうち、前日と比べて値上がりの日が9日あったときには、9÷12=75%となる。

一般的に75%、または合計数が9以上で天井圏、25%または3以下で底値圏とされる。

しばらくはこの指標を頼りに、「底値圏」銘柄をチェックして、できるだけ多く買い注文を出してみるつもり。「今自分が登録してある銘柄で、底値圏(そして投資可能金額内)であれば迷わず強気で指値する」ことにしてみます。

■■口座状況■■
◎保有株
(銘柄・保有株数・平均取得単価・直近の終値)
全日空・2000株・452円・383円

◎余剰資金
679,553円

◎一週間の損益
なし

2002.03.19
◆CANE