第94回■■1勝3敗

2019年10月18日

「川重を寄付きで3000株買って、1円上がったら売る。希望の値段で売れなかったらその日の大引けで売り払う」という自称「1円ルール」、3週間目がすぎた。

結果はタイトルをご覧の通り。
奇跡の1勝は月曜日。時計が10時を指す前に売れた。利益375円でも1勝は1勝、マイナスにならないだけでも有難く思わねばならないのに、「あと千円高ければ・・・」とすぐに欲を出してしまう私。

翌火曜日には「取引は3000株」という掟をあっさり破って4000株に増やしてしまった。この種の欲に逆らえなかったばっかりに、損が増大したことが今までに何回あっただろう?そのたび反省しているはずなのに、一向に次に生かされぬまま、今回もまた損。買った値段より2円下がって、しかもいつもより多い4000株で、8000円の損...。

水曜日はさすがに3000株に戻したものの、また1円負け。
木曜日は買った値段と同じで大引けなので引き分けといいたいところだが、手数料のせいで赤字。
金曜日にいたっては、始値=高値という最悪のパターン。もはや「寄付き+1円」で出してある売り注文を「大引けで成行き」に変更する気力もなく、来週に持ち越し。

今週は20,075円の損、「1円ルール」を始めてからの損は47,700円にまで膨れ上がった。

一番の問題は、売買で得る利益(手数料除いて考える)は1円×3000株=3,000円に限られているのに、損は必ずしも3,000円ではなく無限であること。
例えば一週間のうち月曜から木曜まで4回連続で勝ったとして12,000円利益をつみあげても、金曜日に、寄付きマイナス4円でしか売れなければ、それまでの利益が金曜日一日で吹っ飛んでしまうことになる。逆だったらいいのに。

損をせず、必ず1円上がったところで売るには、日中ずっとパソコンの前に張り付いて、チャートをにらみながら売買するしか道はないのかもしれない。一度そういう状態で一ヶ月くらい実験してみたいものである。

■■口座状況■■
◎保有株
(銘柄コード・銘柄・保有株数・平均取得単価・直近の終値)
7012川 重・3000株・107円・105円
9202全日空・3000株・406円・228円

◎今週の損益
△20,075円

◎余剰資金
478,681円

2003.03.02
◆CANE