第104回■■もう待てん!損切り決意
「1円上がるまで売らない」ルールで川重を売り買いすること3ヶ月目。
106円という高値で6000株買ってしまって以来、株価は一向に戻る気配のないまま、1ヶ月が過ぎてしまった。買値以下で売るのもしゃくで、ずっと持ち続けている。こういう時の時間の流れは本当に早い。
GW明けも川重の株価は100円だったり98円だったりと100円前後をウロウロ。
とても106円まで戻る気配はない。
そろそろ「損切り」という言葉も頭をよぎる。
例えば100円で損切りすると、6円×6千株=36,000円(除く手数料)の赤字。痛い。
ここまでで、すでに31,150円の赤字を積み重ねているのだ。こんな値段で損切りしたら、赤字が2倍以上になってしまうではないか。儲けようと思って株をやっているのに、何をやっているのかわからなくなる。
せめて103円に上がるまで待てば、3円×6千株=18,000円。これでも今までの赤字と積み重ねると5万近くなる。
104円だったら4円×6千株=12,000円。許せなくはないが、所詮赤字は赤字。
と考えていくと、なかなか売れない。104円まで上がるなら106円もすぐそこなんじゃないかとも思うし。
そこで私は思いついた。
6千株一気に始末するのではなくて、3千株だけにしてみたら?
103円で損切りできれば3円×3千株=9,000円の赤字ですむのだ。
もっとも、103円まで値が戻るかというのも怪しいが。
売れたお金を余剰資金と合わせれば、また4千株くらい売買するだけの投資資金ができる。
というわけで、ひとまず103円を目標に半分損切りしてみます。
■■口座状況■■
◎保有株
(銘柄コード・銘柄・保有株数・平均取得単価・直近の終値)
9202全日空・3000株・406円・202円
7012川重・6000株・106円・97円
◎今週の損益
なし
◎余剰資金
180,231円
(101号以降余剰資金を間違えて書いていました。現在の残高はこれが正解)
2003.05.17
◆CANE