第6回■■それでは口座開設

2019年4月7日

さてさて、請求してから一週間くらいで、3つの証券会社からそれぞれ資料が届けられた。請求してから毎日郵便受けをのぞいていた私。自分で請求したモノとは言え、最近自分宛の郵便なんて滅多に来ないもんだから、届いているとわくわくする。

まずは一番はじめに届いた日興ビーンズを拝見。ホームページと同じくグリーンを基調にした作りで見るからにおしゃれ。マメのモチーフがあしらわれ、女性客を意識したデザインという感じだった。パンフレットの中身も簡潔でわかりやすい。A4の美しいパンフレットホルダーにきちんと納められたパンフたち、それにしても金のかかっていそうな面構えである。こういうのもお高めな手数料に反映されているのでしょう。

大和は私の想定していた手数料を遥かに上回っていたので中身も余り読まないうちにパス。それでも窓口手数料に比べればずいぶん安いのだろうけど・・・・。大手はわざわざオンライン客を取り込む必要もなく、かえってオンラインに力を入れると設備投資その他に金がかかるので「おつきあい程度」にオンライン参入しているらしい。闇雲に読んだ何かの資料の受け売りだが、この手数料の設定の仕方はその知識を裏付けるものだった。手数料は安ければいい、というものでもないのかもしれないけど、やっぱり安い方がいい。

セゾンは、株に関するQ&A式のガイドブックみたいなのが丁寧なつくりで参考になった。手数料もカード会員なので1000円前後となかなか安い設定である。

3社資料請求をして、見比べたポイントは「売買手数料」「取引可能時間」そして「証券会社の口座へ資金を振り込むときの手数料、逆に口座から資金を引き出すときの手数料が証券会社持ちか自分持ちか」もしっかりチェック。それほど頻繁に出し入れするつもりはないけれど、やっぱり向こう持ちに越したことはない。

最終的には、超有名サイト「kabuko.net株式投資向上委員会( http://www.kabuko.net )」の中の「オンライントレードの騎士」コーナー、「各オンライン証券ランキング」を参考にした。実にきめ細かな比較表。最初からここを見て資料請求すればよかった、と思わないでもない。ここでとりあえずあたりをつけておいてめぼしいところに資料請求というのが能率的かも。

手数料の安さも大切だが、インターネットで取引するわけだから結局一番重視したのは安全性。A型の私はやっぱり石橋を叩いて渡るのだ。件のランキングで、安全性で高めの評価を得ている会社の中に日興ビーンズがあったので、とりあえず日興ビーンズに口座を作ることにした。私は口座開設申込書記入にとりかかった。

2001.03.02
◆CANE