第4回■■証券会社はどこにする?
オンライントレードができる証券会社に口座を開く、といっても実際にはなかなか大変な事だということに気づいた。要するに選び方がわからないのだ。私のような素人でも名前を知っている大手証券会社、証券会社と全然関係ない(と思っていた)異業種の企業の名前を冠した証券会社。手数料自由化のおかげで、オンライントレード専用の新しい証券会社もずいぶんできたらしい。ホントにどれを選んで良いやら途方に暮れる。
銀行だったら「家の近く」とか「会社の近く」という地理的条件で絞り込むこともできるのに。いや、最近は銀行だって窓口に一回も行かなくても口座開設から振り込みその他の手続きが何もかもできてしまうご時世だ。今回の証券会社選びに限らず、何に対しても、なんでもいいから自分なりの選択の基準を持っていないと、選択肢に埋もれてしまう。
新聞・雑誌、インターネットの株関連ページにも証券会社の広告がこれでもかこれでもかと載っている。口座を作ろうと決めたら、急にその手の広告が目に入るようになってきた。とにかく、あまりにもありすぎて、何がなんだかわからない。片っ端から請求しても資料がゴミになって困る(私は使わないモノは持たない主義なのだ)し、第一、全部目を通す前に飽きてしまうに違いない。とりあえず、資料請求はせいぜい数社にしておきたいけどどの会社にしようか・・・。
めちゃめちゃ儲かりそうな錯覚をおこさせる各社の広告を見ていると、どうやらPRのポイントは「手数料の安さ」「投資関連情報量」「注文可能時間」「取扱商品の多さ」といったところの様子。手数料は安いに越したことはない、投資関連情報は多分見てもわからないからどっちでもいい、注文可能時間は土日・深夜OKであることが必須条件、外国株だのワラントだのは興味なし、とにかくフツーの株が取引できればいい・・・と何となく自分の求める条件が絞り込めてきた。よし、とりあえずは資料請求だ。
2001.02.16
◆CANE