ロサンゼルスにはデニーズが結構多い。ただし一見してデニーズなのだが雰囲気はちょっと違う。看板のロゴもDENNY’Sとあるのだけれど、書体がそれぞれ違ったりする。それも一定していなくて、日本のDENNY’Sと同じ書体もある。六角形の看板もおかしな形のがあったりする。こういうことにアメリカ人は気にしないのか結構いいかげんである。

ロスにはデニーズだけでなくもちろんココスもある。フリーウェイからはIHOPの看板も見えた。ケンタッキーフライドチキンもある。定番のマクドナルドやバーガーキングもある。これらのフードサービスでランチをとるのがロスでは普通。予算は5ドル。ハンバーガーはコーラ(ペプシ)とポテトがついて約5ドル。ハンバーガー1個じゃ足りないんじゃないの?いやいや日本のハンバーガーを想像してはいけない。こちらのハンバーガーは日本のそれの2倍くらいある。とにかくでかい。

味は悪くない。アメリカ人は肥満している人が多いが、やはりファストフードにおいてもダイエットには気を使っている。ローカロリーを謳ったものが目に付く。ハンバーガーも悪くないが、一緒についてくるポテトがおいしい。こちらのポテトはやはり大きく、日本のじゃがいもの4倍くらいある。

ロスではどんなファストフードもデリバリーする。というかデリバリーは当たり前。日本でいえば蕎麦屋の出前と同じくらいデリバリーはメジャーである。ロスではどこに行くにもクルマで行かないといけないのでデリバリーは便利だ。クルマはたくさん走っている。しかし歩いている人は少ない。

ちなみにロスにもセブンイレブンをはじめampmなどのコンビニはあるが、弁当は扱っていない。日本のコンビニ業界がカルビ弁当などを持って逆進出したら結構流行るかもしれない。アメリカのコンビニはすでに廃れている。というのもコンビニに行くまでもなく、巨大なスーパーが24時間営業だから、なにも小さなコンビニに行く必要が無いのである。

2002/02/10

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